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瀬戸内9県結びイノベーションイベント 起業家らの交流・知識の共有目指す

昨年開催された「イノベーションFrom瀬戸内」の様子

昨年開催された「イノベーションFrom瀬戸内」の様子

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 瀬戸内地域の起業家や支援者、地域を面白くしたい人が集まるオンラインイベント「イノベーション from 瀬戸内」が10月24日、瀬戸内9県を結んで開催される。

 開催は昨年に続き2回目。「マツヤマンスペース」(松山市千舟町5)をはじめ、「紺屋町dein」(愛媛県西条市)、「co-ba takamatsu」(香川県高松市)、「co-ba hiroshima」(広島県広島市)、の4つのコワーキングスペースと「ContentsCrew」(岡山県岡山市)が主催する。

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 マツヤマンスペース代表の稲見益輔さんは「瀬戸内海地域の各県は、心理的に親近感があり物理的な距離も近いが、交通の便などの影響で実際の交流は少なく、『近くて遠い』不思議な間柄」と話す。「九州や関西地方などでは、県をまたいだ交流会などが多く開催されている。海でつながる瀬戸内地域の人たちが、協業や投資、知識の共有など、新たなつながりを作る機会を提供したい」とも。

 当日は、イベントに参加する起業家ら10人が事業プランを紹介する「SETOUCHI起業家ピッチ」のほか、投資家やメディア関係者など5人が登壇し「事業の成長を加速させ、知を共有する5分のライトニングトーク」を行う。

 起業家ピッチには、松山から「ひびたす」社長の門間寛修さんが登場。がん治療に役立つ食事の工夫「kama+aid(カマエイド)」をはじめとするサービスを通じて、患者家族として感じた課題の解決を目指す事業についてプレゼンテーションを行う。

 ライトニングトークには、ハッシン会議の井上千絵さん、ユーチューバーで瀬戸内サニー社長の大崎龍史さんが登場。トラディショナル・メディアである新聞やユーチューブ、SNSなどデジタル媒体を活用した広報戦略についてトークを繰り広げる。スタートアップへの投資や投資先の成長支援などを行うサムライインキュベート社長の平田拓己さんは「プレシード・シード期におけるVCとの付き合い方」を伝授する。

 「昨年のイベントには約70人が参加し、投資家と起業家の新たなつながりなどの成果も生まれた」と稲見さん。「今年はオンライン開催で地理的な参加ハードルが下がるので、昨年以上に多くの人に参加してほしい。瀬戸内で活躍している面白い人、瀬戸内を面白くしたい人がお互いを知り、相乗効果を生むきっかけを提供できれば」と期待を込める。

 開催時間は15時~19時。参加無料。終了後は、会場をZoomからオンライン会議室Remo(リモ)に移し、二次会を開く。

(松山経済新聞)

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