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グランフロント大阪に近大産ウニとトコブシ使った新メニュー 客の声を研究に反映

近大が養殖したムラサキウニとトコブシの新メニューを期間限定で提供

近大が養殖したムラサキウニとトコブシの新メニューを期間限定で提供

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 グランフロント大阪(大阪市北区大深町3)北館6階の養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪店」(TEL 06-6485-7103)で8月7日から、「近大産ウニ」と「近大産トコブシ」を使った新メニューを期間限定で提供する。

 2013(平成25)年4月に近畿大学(東大阪市)とアーマリン近大(和歌山県)が運営する国内1号店としてオープンした同店。現在、東京を含め3店舗を展開する。同大水産研究所(和歌山県)が2002(平成14)年、世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」をメインに、1948(昭和23)年から研究・育成したマダイやシマアジ、キャビアなどの10種類を超える養殖の魚介類や研究所のある和歌山県の食材を使ったメニューを提供する。店舗面積は66.2坪。席数は93席。

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 限定メニューは、酢飯をマグロで巻き、マグロのタタキとムラサキウニを乗せた「近大マグロの巻き寿司 近大産ウニのっけ」(2貫、1,320円)とトコブシと野菜をバターで炒めた「近大産トコブシのバター焼き」(2個、770円)。ディナータイムのみ、各10食限定で提供する。同大水産研究所は、2014(平成26)年からトコブシ、2019年からムラサキウニの養殖研究を始め、今回、食材として初提供する。来店客が食べた、味などの評価を聞き取り、研究に反映させるという。

 魚介類の産卵場である岩礁の藻類を食べ尽くす「磯焼け」の原因の一つとして駆除されたムラサキウニを引き取り、廃棄される野菜や藻類を餌として与え、養殖することで、生物資源の有効利用を目指す。トコブシは近年、漁獲量が減少し、人工ふ化からの完全養殖を目指す。 

アーマリン近大大阪事務所の羽島俊之所長は「マグロとウニという高級食材の組み合わせや、天然のものよりも肉厚で大きいのが特徴のトコブシをリーズナブルな価格で楽しんでほしい」と話す。新型コロナ感染拡大防止策として、同店では、カウンターにアクリル板の設置や席数を間引き、ソーシャルディスタンスの確保、スタッフの健康管理などを行う。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。8月14日まで。

(梅田経済新聞)

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