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ひたちなかで海上保安庁写真パネル展 巡視船や航空機、業務紹介80点

(左から)茨城海上保安部管理課長の藤本弘さん、次長の宇賀神貢さん

(左から)茨城海上保安部管理課長の藤本弘さん、次長の宇賀神貢さん

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 ひたちなか市役所那珂湊支所展示室(ひたちなか市和田町)で現在、「海上保安庁写真パネル展」が開かれている。主催は茨城海上保安部。

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 茨城海上保安部は1951(昭和26)年に発足した東京海上保安部那珂湊分室が前身。1962(昭和37)年に海上保安部に昇格し、2004(平成16)年、茨城海上保安部と改称された。来年、同海上保安部創設70周年を控える。

 茨城海上保安部は、全国11カ所ある管区のうち茨城県から静岡県にかけての沿岸海域から日本最南端の「沖ノ鳥島」や日本最東端の「南鳥島」を含む約450万平方キロメートルの第三管区を担当。管内には、茨城港(日立港、常陸那珂港、大洗港)と鹿島港といった重要港湾や原子力施設や原子力関係企業などが立地し、担当区域は海上保安庁担当区域の約3分の1に当たる。

 茨城海上保安部がパネル展を開くのは今回が初めて。会場では、全国の巡視船や航空機を中心とした写真をはじめ、潜水士、機動救難士、映画「海猿」で知られる特殊救難隊などの活動写真やタペストリー、茨城県沿岸の灯台など計80点を展示。海上保安庁の活動への理解と協力を広めるとともに、海での事件・事故の防止、海洋環境保全といった海上保安思想の普及を図る。

 事例として、東日本大震災や2015(平成27)年9月関東・東北豪雨における救助活動の写真も展示。災害が非常に広範囲にわたった東日本大震災では、消防、警察、自衛隊など実動部隊との連携、医師会、医療関係機関、物流機関、ボランティア組織などとの連携の必要性が再認識された。以来、救助活動における関係機関の連携体制が強化されているという。茨城海上保安部管理課長の藤本弘さんは「海や陸など関係なく人命のために、できることをやろうと関係機関の体制が変わっていった」と話す。「展示を通し、海上保安庁の役割である治安の確保、生命を救う、青い海を守る、災害に備える船舶交通の安全を守るといったさまざまな取り組みについて知ってもらえたら」とも。

 パネルに加え、海上保安庁海洋情報部が作成したマット状の「日本近海3D海底地形図」も展示する。大きさは横6メートル×縦3メートル。海底地形図の上に乗り、3Dメガネを掛けることで、歩きながら日本近海の海底地形の起伏や日本列島が4枚のプレートの上にあることが体感できる。

 開催時間は9時~17時。今月13日まで。

(水戸経済新聞)

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